「プロジェクト演習」は、本学人文社会科学部における地域連携PBL(Project Based Learning)授業の草分けとして開講されてきましたが、2025年3月を以て13年間の歴史の幕を閉じます。入れ替わりに2025年4月には高校版PBL授業ともいうべき「総合探究」を本格的に学んだ最初の学年が、大学に進学して来ます。「高校の総合探究からの連続・発展を、大学としてどう担保するのか」は、今後重要な検討課題となってゆくことでしょう。
同時に、人文社会科学部として「地域連携PBLを通じて積み上げて来た大学問連携の実績をどう活かしていくのか」「新設の地域未来共創学環との関係性や棲み分けをどう位置づけるのか」もまた、真剣に検討されてゆくべき課題です。この機会に、総合探究と地域連携PBLの関係者が一堂に会し、それぞれの実績と見通し・要望等について報告・共有し、今後に向けた情報交換のスタートの場としたいと思います。
プロジェクト演習最後の報告会が、来年度以降の発展が期待される高校と大学の関連授業群にとって、某かの橋渡し的な役割を担うことができればうれしく存じます。

▼プログラム
13:00-13:05　開会挨拶
13:05-14:10　【第一部】2024年度プロジェクト演習活動報告
14:10-15:55　【第二部】高校の総合探求と大学の地域連携PBL－報告と共有－
15:55-16:05　質疑応答
16:05-16:20　総括と閉会挨拶

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