山村順子さん講演会「パレスチナ人道危機の現状と現地の人々の声」
10月7日、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの奇襲攻撃から始まった、今回のイスラエルとハマスによる軍事衝突は、日に日に激しさを増しています。とりわけ、パレスチナ自治区のガザ地区では、イスラエル軍の攻撃により、1万人以上の民間人が犠牲となり、その多くは子どもや女性といわれています。一夜にして戦場と化した、パレスチナのガザ地区。私たちは、この現状をどのようにとらえればよいのでしょうか。
2017年以降、パレスチナ現地での支援活動に従事してきた山村順子さんを講師としてお迎えし、軍事衝突に至るまでの歴史的背景を学ぶとともに、山村さんのもとに日々届く、現地の人々の声に耳を傾けながら、パレスチナ人道危機の現状について考えます。
日時 |
2023年12月22日(金)
14:20 ~ 15:50 |
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会場 | 会場が変更になりました! 【人文社会科学部講義棟 10番教室】 |
参加料 | 無料 |
主催 | |
後援 | 茨城大学SDGs推進プロジェクトチーム |
協力 | 企画運営:長田華子(アジア経済論)研究室、蓮井誠一郎(国際政治学・平和学)研究室、付月(国際人権法)研究室、佐々木啓(日本近現代史)研究室 |
対象 | どなたでも |
申込 | 申込はこちらのフォームから |
備考 | ◆終了後、16時から17時まで、図書館1階のサザコーヒーにて、山村さんを囲んでの懇談会(飲み物代実費)を開催します。ご関心のある方は、ぜひ、参加下さい。 |
- アクセス
茨城大学水戸キャンパス(茨城県水戸市文京2-1-1)
人文社会科学部講義棟 10番教室
※平日開催の為、できるだけ、公共交通機関の利用をお願いします。
開発コンサルタント/北海道パレスチナ医療奉仕団メンバー
仙台市出身。2007年東京女子大学文理学部社会学科卒業後、英国のイーストアングリア大学に進学。「紛争、ガバナンスと国際開発学」の修士号取得。帰国後、日本の電機メーカーに勤務しながら、複数のNGOでボランティア活動を経験。2012年にパレスチナ初渡航。2013-2015年にアブダビ首長国(UAE)との関係構築プロジェクトに従事。2017年-2022年に、NGOの駐在員としてエルサレムに5年滞在し、東エルサレム、そしてガザの難民キャンプで女性や若者に寄り添う支援活動を行う。2022年にはボランティアでガザを含むパレスチナ全土での巡回医療、ヨルダンに滞在するシリア難民支援にもたずさわる。現在も開発コンサルタントとしてパレスチナ難民に関わる仕事で現地に赴きながら、国内でアフガニスタン難民の支援活動にもたずさわる。