令和2年度茨城大学学長学術表彰の表彰式・受賞記念講演会を開催します。
　今年度は、大学院理工学研究科（理学野）の田内広教授が優秀賞を、同・小林優介助教が奨励賞を受賞します。
　今回優秀賞を受賞する田内教授は、放射線によって誘発されるDNAの突然変異の機構の研究を専門としており、この分野で多くの研究成果を導いており、また、放射線の生態影響に関する有識者として各種委員会の委員を務めるなどの社会貢献事業も数多く務めています。昨年11月に、日本放射線影響学会の最高賞である「日本放射線影響学会賞」を受賞しました。
　また、若手研究者対象の奨励賞を受賞する小林優介助教は、植物の葉緑体のDNAとタンパク質の複合体である「葉緑体核様体」の分子構造とその進化、形態制御の研究を専門としており、それらの機構において重要な酵素を特定するなど、顕著な研究成果をあげています。それにより「日本植物形態学会奨励賞」を昨年9月に受賞しました。
　どなたでも参加可能です。ぜひご聴講ください。